瓦の歴史

瓦はいつ、どこで、誰によって作られたかは
定かではありません。
世界で最古の瓦が発見されているのは、
中国の陳西省西安の近郊、西周の終わり頃の
約2800年前と言われています。
6世紀には仏教の伝来と共に
この日本に伝わりました。
近年では伝統の形の他に様々な形や色の
洋瓦も増えています。
伝統の和風住宅はもちろん、
洋風の住宅にもオシャレで機能的な屋根材として
瓦は多くの方々に愛されています。

瓦の魅力

永い間受け継がれてきた瓦屋根。
愛され続けてきたことに理由があります。

瓦の長所その1

快適 な住まいを守る

お家の温度

夏は温度上昇を抑え、7〜8度も気温をさげ、冬は温度低下を緩やかにしてくれるので
夏は涼しくて冬は暖かいです。

建物への影響

瓦と野地板の隙間から湿気を逃すことで通気性がよく、特に木造建物に傷みを
防止してくれます。

瓦の長所その2

強度 を保つ

強さの秘密

瓦屋根にすることにより「重い建物」となり、それにあった柱・壁を作ることで
地震などの揺れによる倒壊を防ぎます。

さらにオススメなのは災害に強い最新「ガイドライン工法」
建築基準法に沿って、50年に一度の強風にも耐えられるよう設計されています。

瓦の長所その3

修理 ・補修が容易

メンテナンス

築10年後、20年後のメンテナンス費用がほとんどかからない為、素材や色の耐久性と
メンテナンスが容易です。
塗装が落ちることはなく、瓦が割れてしまっても1枚から差し替えが可能です。

ちょっとした瓦に関することもご相談ください。
また定期的な点検もお任せください。

地震・台風に強い「ガイドライン工法」

一般住宅は基本的に木造がほとんどで、季節や気候などでおこる過剰な湿気は木材を腐らせてしまいます。そのため木造住宅は適切な湿気コントロールが必要になります。
湿気の原因は雨や雪だけではありません。日常生活において常に発生し、温度とともに屋根の方に上がります。
瓦屋根の場合、野地板と瓦の間が空気層となり、瓦の隙間から湿気を逃しているのです。

近年警戒されている地震に対しては、従来の工法から改良された「ガイドライン工法」は地震に強く、対策もしっかりされています。テレビなどの映像で見られる災害地の「瓦屋根の瓦が崩れ落ちている住宅」は従来の古い工法で建てられた住宅がほとんどです。

瓦屋根は永い間、培われてきた知識と経験と技術が凝縮された災害に強い屋根材です。

従来の工法とガイドライン工法の比較
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